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世界的中国語ブームで中国語教師が足りない―シンガポール華字紙 [中国語教育の動態]

exciteニュース 2010年7月15日
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20100715/Recordchina_20100715003.html

2010年7月12日、中国の国際ニュースサイト・環球網は11日付のシンガポール華字紙・聨合早報の記事を紹介。世界中でブームになっている中国語学習熱の実態を伝えた。

中国国家漢語国際普及指導チーム弁公室(略:漢弁)は、過去5年間で90以上の国と地域にある大学や高等学校と提携して、300か所を超える孔子学院と300か所以上の孔子課堂(教室)をそれぞれ設立。中国国務院参事の許琳(シュー・リン)漢弁主任は中国語学習熱が世界中で高まっている実例として「世界各国の大学から送られてくるFAXやメールは毎日少なくても40通。その内容はすべて孔子学院の設立や中国語教師の派遣を依頼するものだ」と話している。

許主任によると、漢弁が各国の孔子学院に派遣する中国語教師については、現地の言語を習得していることが必須条件。「タイでは現在50万人の学生が中国語を学んでおり、タイ語の話せる中国語教師が毎年1000人必要な計算に。アルゼンチンでは50人の孔子学院生徒募集に2000人以上が応募する事態になり、スペイン語を話せる中国語教師養成のため急きょ70人から80人の若者を中国からスペイン語圏に派遣。1年間の語学研修を受けた後に現地の孔子学院の教師となるよう手配した」と語り、世界的な中国語ブームに中国語教師の供給が追いつかない現状を明らかにした。(翻訳・編集/本郷)
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