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BCT(ビジネス中国語検定)日本開催決定 [中国語教育の動態]

HSKを攻略した人が次に受験する検定となるBCTの試験開催が、日本でも本格化しました。
まずは来月、2007年12月22日に全国各地で開催されるようです。

英語にTOEICとTOEFLがあるように、中国語にも様々なレベルの検定試験がそろってきましたね。

プレスリリース
「第一回ビジネス中国語検定試験(BCT)の日本全国一斉実施について」
http://www.sg-vn.com/press191107.htm

日本BCT事務局
http://www.bct-jp.com/

[小桜]


子供向け「中国語」教育ブーム…初の検定試験、中華学校も人気 [中国語教育の動態]

子供向け「中国語」教育ブーム…初の検定試験、中華学校も人気
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200710120022a.nwc
フジサンケイビジネスアイ 2007年10月12日

 子供向けの中国語教育と関連ビジネスが注目されている。授業に中国語を取り入れた私立校や幼稚園児にも中国語を教える語学学校が登場。日中のバイリンガル教育を求めて、中華学校に入学を希望する日本人も増えている。こうした中で今月27日には、中国教育省公認の「子供向け中国語検定試験(YCT)」が日本で初めて行われる。北京五輪を来年に控える中国経済の発展ぶりに、子供には中国語を身につけさせたい、と考える父母が増えているようだ。(河崎真澄)

 ■数百人が受験

 15歳以下の子供を対象とした初めての中国語検定試験を東京や大阪などで実施するのは、東京電力が30%出資する教育関連会社のセリングビジョン(岡部秀也社長、東京都港区)。あいさつレベルの「1級(初級)」から「2級(中級)」、一定の会話や読み書きができる「3級(上級)」まで3段階がある。中国語を母国語としない子供向けで、昨年からシンガポールと韓国が導入し、それぞれで約3000人が受験しているという。

 中国教育省の国家漢語国際普及指導グループ弁公室に、日本での実施を働きかけた同社の魚次泰介取締役は「将来性のある外国語として中国語の教育対象の低年齢化が進む」と話す。初回の受験者は数百人を見込んでいる。成績が優秀だった小中学生数人を選び、来年夏に北京に招待する計画だ。受験料は今回2500円で、19日まで申し込みを受け付けている。

 ■高知で暗唱大会

 こうした検定試験導入の背景には、私立校などで生徒や児童に中国語を教える動きが各地で広がっていることがある。

 さいたま市の淑徳与野中学校では3年前の開校時から、課外授業の一環として中国語を必須科目に指定。2年生は11月に台湾への修学旅行に向かう。同校の黒田貴中等部長は、「国際教育の一環として近隣諸国の人々と英語以外でもコミュニケーションできる環境を整えたい」と導入の狙いを話す。生徒約280人ほぼ全員が自己紹介など基礎会話をこなし、父母の反応も上々だという。

 高知県の明徳義塾中学校・高等学校は先月、小学生を対象に「外国語暗唱大会」を行ったが、10人以上の小学生が中国語の課題文で応募、暗唱した。高知市内に中国語を授業に取り入れている公立小中学校があり、明徳義塾では、「地元の国際教育環境の整備や拡充に貢献したい」(高橋聖広報部長)として、暗唱大会を3年前に始めた。同校も高校から中国語を授業に取り入れている。

 本来は台湾や中国など外国人の子弟向けである東京中華学校(東京都千代田区)にも、日本人の入学希望者が集まっている。張建国理事長代行によると、両親のどちらかが台湾人または中国人の児童を含めると、小学校から高校まで全校約280人うち3分の2は日本国籍。この中には中国語の将来性を考えて入学した両親とも日本人の児童も20人近くおり、そうした入学希望者は年々増加の傾向にあるという。

 千葉市の語学学校、インターナショナルブリッジ(宮浦洋子社長)では小学生だけでなく、幼稚園児までを対象にした中国語コースを準備し、生徒募集を始めている。

 文部科学省では、学習指導要領の改訂で小学校の「英語活動」導入を検討しているが、民間はすでにその先の中国語に熱い視線を注いでいる。

                   ◇

 ■市場規模、全体で微減 中国語のみ伸びる

 調査会社、矢野経済研究所の調べによると、語学学校や外国語教材を中心とした日本の語学教育の市場規模は、2006年度に前年度比で約5億円マイナスの8126億5500万円。大半は英語だが2位の市場が中国語の37億5000万円だった。

 全体の市場規模が微減の中で、中国語は1・4%増えている。このうち子供向けがどの程度かは不明だが、中国語は韓流ブームに乗っている3位の韓国語の26億円を引き離している。4位には20億円のフランス語、5位は16億5000万円のドイツ語となっている。

 同研究所の予測では07年度の市場規模で、中国語は38億円と06年度比で1・3%伸びるとみているのに対して、韓仏独の3カ国語はいずれも横ばいとしている。市場全体も07年度は8051億5000万円と微減と見込まれる中、中国語のみが教育ビジネスの規模をじわじわ伸ばしている。

【写真】中国語を基礎から教える東京都千代田区の東京中華学校小学部1年生の教室=11日
【グラフ】日本の外国語教育の市場規模


東京・池袋に「日曜中国語会話サークル」誕生 [中国語教育の動態]

東京・池袋に「日曜中国語会話サークル」誕生
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200708070262.html
asahi.com 2007年8月7日

 東京で初の「日曜中国語会話サークル」が8月5日午後、池袋で誕生した。30人近い日本人の中国語学習者と在日中国人が西池袋公園に集まり、中国語学習の成果を披露したりお互いの国のことを話し合ったりして交流を深めた。
  
 「日曜中国語会話サークル」は日本僑報社、日中交流研究所によって開設され、「中国語作文コンクール受賞者協会」が運営を担当し、毎週日曜日午後に活動を行っている。


中国ドラマがまた日本に・中国語ブームが再燃 [中国語教育の動態]

この記事は、評論は的確かもしれませんがドラマの邦題を訳していませんね。「北京バイオリン」のことです。
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中国ドラマがまた日本に・中国語ブームが再燃
http://www.pekinshuho.com/ztjl/txt/2007-07/30/content_70711.htm
「北京週報日本語版」2007年7月30日

バイオリン、そして父子の情……。中国のテレビドラマが日本の視聴者の心を揺さぶっている。中日国交正常化35周年を記念して、日本のNHKは中国ドラマ「あなたと共に」を放映。

ある30すぎの女性はこう語った。「人情味にあふれ、毎回感動しました。どの登場人物も、それぞれに違った複雑な問題に直面していて、北京という変革の時代にある大都市で生きるために頑張っている物語は、本当に共鳴させられました」

日本共同社は先ごろ、中国ドラマを紹介する雑誌「中国DRAMA」を初めて発売。企画担当の編集長・丸山幸子氏によると、「あなたと共に」はテーマの素晴らしいドラマで、とくに中高年に人気があるという。

中国ドラマの放送で中国語ブームが再燃。日本朝日中国文化学院は、この夏休みの中国語カリキュラムで、NHKも中国語会話講座でこのドラマを教材に取り上げている。

「韓流」に次いで、この2年近くの間に「華流」という言葉が、日本のメディアに頻繁に登場するようになった。「華流」に火をつけたのが、05年に放送された「流星花園」だ。平均視聴率は10%近く、最高で12%に達した。DVDもオリコンランキングでトップに。

日本で長年にわたり中国文化の紹介と普及に努めてきた日中通信社の社長・張一帆氏は「中国文化が内包するものは底が厚く、それはまた日本文明の源でもある」と指摘。丸山氏も「中国ドラマには深みがあり、心動かされやすい」と話す。

だが、現在の視聴状況から見ると、中国ドラマは当時放送された韓国ドラマほどでないのは明らかだ。張氏は「中国ドラマは、日本のテレビドラマ市場のビジネス運用ルールをあまり熟知していない。日本のテレビ局は、強力なスポンサーのついたドラマを選ぼうとしており、日本市場に参入した韓国ドラマは政府の資金による後押しがあった。また、中国ドラマは依然としてデジタル方式で撮っているが、日本のテレビ局はすでにデジタル化を実現しているため、画面効果にやや差がある」と指摘。丸山氏は「観るドラマは、国によって選ぶのではなく、興味があり感動的な作品であれば、どの国が撮ったものでも、同じように視聴者に認められる」と強調する。


アジア留学事情(上)語学だけで終わらせない──学位や資格・専門知識・・・ [中国語教育の動態]

アジア留学事情(上)語学だけで終わらせない──学位や資格・専門知識・・・
2007年7月30日
http://www.nikkei.co.jp/kansai/univ/41291.html

 アジアと日本の大学間で留学生を巡る動きに変化のうねりが押し寄せている。日本人の留学目的は語学習得にとどまらず、学位や資格の取得から大学院での高度な研究まで多彩に。全入時代を迎えた日本の大学もアジアへの留学を積極的に支援。アジア圏から優秀な留学生を呼び込むための誘致合戦も始まった。中国、韓国、東南アジアを舞台にした最新の留学事情を3回に分けてリポートする。

 「韓国で暮らしていくための“武器”が欲しかった」。京都市の専門学校を卒業した大越誠さん(24)は昨年春、韓国外国語大(ソウル市)の国際通商学科に編入学した。卒業後は韓国で貿易関係の仕事に就くつもりだ。「貿易の専門知識と学位を得て現地での就職活動に役立てたい」。留学の動機は明快だ。

●一般の授業選択

 韓国に興味を抱いたのは5年前。インターネットを通じて友人ができたのがきっかけだった。「旅行先などでコリアンの情の深さに触れ、この地で暮らすことを決めた」。多くの韓国人と交流し、幅広い人脈をつくるため語学学校でなく大学を選んだ。

 韓国外語大では一般の韓国人学生らと同じ授業を選択する。経済理論や貿易に絡む国際法は「日本語で授業を受けても難しい」。専門用語が多く、予習は欠かせない。リポートを書く時間も韓国人の3倍かかるなど苦労は絶えない。それでも「韓国で暮らすため」とくじけない。

 アジア留学といえば、かつては語学習得がほとんどだった。ところが、最近は専門分野を深掘りしたり、資格や学位の取得に挑んだりする学生が増え始めている。

 韓国の名門私立大、延世大(ソウル市)。交換留学制度を利用して経済学や貿易関係論を学ぶ同志社大商学部3年、万雲正直さん(20)は「韓国から見たアジア経済の実態を知りたい」と話す。アジアで活躍する商社マンが将来の夢。「日韓流通論」や「東アジア貿易の実態」「韓国経済論」「韓国政治外交史」などの聴講で忙しい。

 期間が1年程度の交換留学では、語学習得で精いっぱいの学生も少なくない。万雲さんの留学期間も今年12月までの10カ月。「語学だけでは終わらせたくない」と、留学を決意した2年生から独学で韓国語の猛勉強を続けた。その成果もあって、延世大では語学以外の講義をより多く選択できた。

●医師の夢追い

 北京大医学部(北京市)では、中国全土から集まってきた秀才に交じり、医師を目指す日本人が増えている。2005年9月に入学した滋賀県守山市の高木洋典さん(27)もその1人だ。高等専門学校を卒業後に半導体関連会社で働いていたが、5年前に退職。夢だった医師になろうと決意した。

 日本の大学を試しに受けたが、不合格に。高額な学費も悩みだった。そんな折、北京大に留学して医師になる方法を知った。留学生は中国語の検定試験で一定の水準に達していれば、一般の理科系科目を学ぶ医学部予科の入学が認められる。卒業までの6年間にかかる学費と生活費は、計約800万円で日本の国立大に比べても“格安”だ。

 卒業後はまず中国で医師免許を取る予定だ。日本で医師になるのが最終目標だが、ハードルは極めて高い。同時期に入学した日本人約15人のうち3分の1は帰国した。「中国の病院に勤められるし、発展途上国での非政府組織(NGO)の医療活動に参加してもいい」。高木さんは北京大で今後も医学を学ぶつもりだ。

 英語留学の行き先として人気が高いマレーシアでは、中国語も一緒に学ぶ留学生が目立つ。クアラルンプールにある語学学校「ICLS」に1月から通う元プログラマーの宮崎晋滋さん(30)。英・中の2カ国語を身に付けようと奮戦中だ。「留学費用や物価の安さに加え、華僑が多く中国語も学べると思った」。東南アジアに進出する日系企業への就職を希望。そのためにも英語と中国語が必要だ。

 もはや海外留学は珍しくなく、アジア圏を留学先に選ぶ学生も目新しさは消えつつある。留学先で何を学び、どんな力を身に付けるのか。新たな学びの場を求めてアジアに渡る学生が増えるにつれ、この問いは重みを増す。
(大阪社会部 羽鳥大介)

【写真】韓国の延世大で経済を学ぶ同志社大の万雲正直さん(手前中央)=ソウル市


韓国語、日本高校で教える‘第2外国語’2位に [中国語教育の動態]

韓国語、日本高校で教える‘第2外国語’2位に
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=89214&servcode=400&sectcode=400
中央日報 2007年7月11日

授業時間に韓国語を教える日本の高校がこの10年間で4倍に増えたと、日本文部科学省(文科省)が11日明らかにした。

文科省が高校を対象に第2外国語の授業実態を調査した結果、「韓国語」を教える学校は1995年の73校から05年には286校に増えた。 「中国語」も95年の192校から05年には553校に増えた。

一方、同じ期間、「フランス語」は147校から248校に、「ドイツ語」は75校から105校になった。 明治時代以降、第2外国語として最も多かったフランス語とドイツ語を、中国語と韓国語が上回ったのだ。

文科省は「授業時間に韓国語と中国語を教える学校は800校以上に増え、科目を履修する生徒数も3万人を超えた」とし「これは韓国・中国との経済・文化交流が活発になっているうえ、国際化教育に力を注ぐ学校が隣国を選んでいるため」と分析した。

韓国の修学能力試験に該当する日本の大学入試センター試験の外国語受験科目も、95年は英語・フランス語・ドイツ語の順だったが、 97年に中国語、02年に韓国語が追加され、今年初めの受験者数は英語を除いて中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語の順となった。

東京=金玄基(キム・ヒョンギ)特派員


日中政府主導語学学校シェア拡大競争 [中国語教育の動態]

「孔子学院」にあたるものを日本でもつくりたいそうです。学校の名前は何にするのかなあ。「聖徳太子学院」?
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日本語学校を世界展開 政府主導で100カ所以上
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007062001000570.html
東京新聞 2007年6月20日

 麻生太郎外相の諮問機関「海外交流審議会」は日本文化を海外に広げるための提言をまとめ、張富士夫会長(トヨタ自動車会長)が20日、外相に提出した。世界的な「中国語ブーム」に対抗し、政府主導で今後2-3年以内に日本語学校を世界100カ所以上に設置することが柱だ。

 提言では「中国の急成長を背景に、日本に対する諸外国の関心が相対的に低下している」と危機感を表明、日本語教育の普及などを通じて、日本文化や政策への国際理解を高めるべきと指摘した。

 具体的には、外務省所管の「国際交流基金」が各国の教育機関と連携。同基金が講師を派遣しカリキュラムを提供する一方、運営や資金面で現地の教育機関が協力する「フランチャイズ方式」を採用し、迅速な展開を求めた。中国政府が世界各地に拡大している中国語学校「孔子学院」に対抗する狙いもありそうだ。

 同基金が2003年に実施した調査によると、海外127カ国で日本語教育が行われ、学習者数は約235万人と増加傾向にある。

(共同)
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中国語指導「孔子学院」引く手あまた、年内に世界200校
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070621id22.htm
読売新聞 2007年6月21日

 【北京=佐伯聡士】新華社通信は20日、中国政府が中国語普及のため地球規模で開設を進めている「孔子学院」が今月1日までに54か国・地域で156校に達したと伝えた。

 現在、さらに205機関から開設申請が出ており、今年中には当初の目標100校の2倍に当たる200校に到達する見通しという。

 孔子学院は2004年11月、ソウルに最初の学院が誕生して以来、猛スピードで開設が進んでおり、中国の経済発展に伴って、中国語ニーズが世界的に拡大していることと、「孔子ブランド」の影響の大きさを示す動きとして注目されそうだ。

 156校の内訳は、アジア52、アフリカ11、欧州55、米州34、大洋州4となっている。中国の担当部門は近く、インターネットを使った電子版・孔子学院やテレビ番組による孔子学院などを開設し、さらなる中国語の普及に乗り出す方針。

 孔子学院は、中国側が講師派遣や教材提供を行い、受け入れ国が施設を用意するのが一般的で、日本でも、京都の立命館大や、桜美林大などに開設されている。


母親が教える中国語クラブ 甲良西小、児童に人気 [中国語教育の動態]

母親が教える中国語クラブ 甲良西小、児童に人気
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20070616/CK2007061602024476.html
中日新聞 2007年6月16日

かるた遊びで中国語を教える川並ひとみさん(左)=甲良町の甲良西小学校で


 甲良町の甲良西小学校で開かれている中国語クラブが児童の人気を集めている。講師を務めるのは来日間もない中国人の母親。言葉はまだ、うまく通じないが教室に笑顔があふれている。

 同校は六、十月に短期集中型でクラブ活動を実施し、四年生以上が参加している。町内の豊富な人材を生かそうと、講師役は六年前から町民に依頼し、陶芸や手話など珍しい講座が開かれ人気を呼んでいる。

 中国語を教えるのは、中国人の川並ひとみさん(43)=同町下之郷。同校に通う娘の三年生美咲さん(9つ)らと今年二月、家族で日本に移住。川並さんはほとんど日本語を話せないが「交流を深めたい」と今回、講師を快諾した。クラブ名は「パンダクラブ」と名付けられ、児童七人が参加。通訳ボランティアの協力を得て、川並さんがあいさつや自己紹介を教え、中国のかるたなどをして楽しんでいる。活動には美咲さんも参加。軽やかな中国語の発音を披露するとともに、日本語を学ぶ場としても役立っている。

 川並さんの丁寧な指導で児童たちはめきめきと上達。「微妙な音程が難しいけどマスターしたい」と張り切っている。川並さんも「中国では幼稚園の教諭をしていたので子どもは大好き」と笑顔で話していた。

 (岩田忠士)


中国語学習者が海外で急増、教師志望者が不足 [中国語教育の動態]

中国語学習者が海外で急増、教師志望者が不足
http://j.people.com.cn/2007/06/04/jp20070604_71937.html
「人民網日本語版」2007年6月4日

現在、海外でさまざまな方法により中国語を学習している人は3千万人を超え、100カ国で2500カ所を超える大学に中国語課程が設置されている。

米国では大学3千カ所のうち800カ所で中国語課程が開かれ、タイでは中国語能力試験の「漢語水平考試」(HSK)の受験者が2005年の909人から06年には1638人に増加した。

2004年3月、中国政府は「国際漢語教師ボランティア計画」を始動し、世界各地に派遣する中国語教師ボランティアを募っている。2006年末までに、中国は海外に2000人余りの中国語教師ボランティアを派遣した。しかし、全国で外国人向けの中国語教育に必要な「外国語としての中国語教授能力証書」の取得者は6千人余りにとどまり、2010年以前に中国語の国際普及に必要な人材は100万人が不足する見通しだ。(編集XX)


英「インデペンデント」紙:中国語は「明日の言語」 [中国語教育の動態]

英「インデペンデント」紙:中国語は「明日の言語」
http://www.people.ne.jp/2007/05/28/jp20070528_71651.html
「チャイナネット」 2007年5月28日(「人民日報日本語版」2007年5月28日より)

イギリスの「インデペンデント」紙の記事によると、このほど、イギリス政府は250ヵ所の言語類専門学校に勧告を下達し、「明日の言語」と言われる中国の標準語をカリキュラムに組み入れるよう求めた。

イギリス「専門学校・学院基金会」のセロ・テイラー会長は下院特別教育委員会の会議の席で、「中国の標準語はヨーロッパの言語に取って代わり、将来の数世代のイギリス人が使う重要な言語の一つになろう。これまで、中国の標準語の学習が難しいという理由の一つは中国語の教師の不足であったが、今や、中英両国の学校間の交流はこの課題を解決するために役立っている」と語った。

テイラー会長によると、同基金会はイギリスの2600余ヵ所の公立中学校を代表して中国政府と取り決めを結び、年間、中国から200人の中国語教師をイギリスの学校へ招くことになった。また、双方は両国の生徒の交流を促すために力を入れている。

イギリスには、4000人の生徒が普通の中学校卒業証書を取得するために中国の標準語を勉強している。しかし、そのほとんどは中国系の生徒である。テイラー会長はその範囲がさらに拡大されることを願っている。

イギリスのブライトン学院のリチャード・カイエン学長は「言語の重要性によって順序を決める場合、中国の標準語はドイツ語よりも重要なものである。そのため、ブライトン学院はイギリスで始めて中国語を必修科目にした」と語った。ブライトン学院はイギリスの南部に位置し、2006年9月から、中国語が同学校の必修科目となっている。


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